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デザイン思考とは?

デザイン思考は未来の「もの」「こと」をデザイン・設計するためにクリエイターが行う手法、ノウハウ、そして考え方をビジネスの分野へ応用し、展開する思考です。ビジネスの未来デザインを社会や環境の変化に対応して、どのように行うかを思考し、実行する行為です。

KDFでは一般社団法人体験設計支援コンソーシアムと共催して、デザイン思考の概念的考え方だけでなく、企業ビジネスのデザイン思考に於ける実践を踏まえた「体験設計」の視点や手法を学ぶ機会を設けています。体験設計はこれからの経験価値社会に於ける価値探索のためのデザイン・設計論の中核をなす考え方です。

デザイン思考セミナーの意義

これまでかながわデザイン機構では、神奈川県民とデザインとの関りを公益事業として進めてきておりますが、今、デザインに対する見方、考え方が大きく変わろうとする中、KDFとして、これからのデザインについての議論を進めるため、広く県民の皆様へとアプローチする活動として、このデザイン思考セミナーを開催しております。

経済産業省、特許庁が2018年に発表している『デザイン経営宣言』でも、ブランディングとイノベーションに関わるビジネスに於けるデザイン思考の取り組みを推し進めています。KDFでは県内事業者の方を中心としてデザイン思考の理解と最新研究の設計技術およびデザイン手法を紹介する全6回のセミナー、ワークショップを開催してこの考え方を支援しております。

KDF・CXDSデザイン思考セミナーの内容

毎年、実施されるセミナーの内容は下記のようになりますが、年度によって順次を変えることはありますが、5年間ほぼ、同様のテーマですが、内容は毎年進化しています。

各回のセミナー内容

第1回セミナー
「感性マーケティングとデザイン的思考」
第2回ワークショップ
「デザインマーケティングを実体験する」
第3回セミナー
「経験価値を共創する体験設計とは」
第4回ワークショップ
「共創による体験設計を実体験する」
第5回ワークショップ
「体験設計をプロトタイピングする」
第6回セミナー
「協創・共創による体験設計事例紹介」

以上のように、ビジネスの上流で行われる調査や解析、コンセプト構築について講演を行い、体験設計による企画立案とプロトタイプ制作をワークショップします。最後に実際のビジネスの現場で行われた事例を各社から発表いたします。これらはあらゆる業種や様々な職能の方の広範なビジネスへの活用できる情報取得のチャンスですので、是非ご参加ください。