デザイン普及・啓発事業

「デザインに関する活動を促進するための普及啓発」「デザインに関する情報提供」を目的に、日頃、デザインについて接点を持たない一般市民、中小企業、行政機関、各種団体等に向けたデザイン支援活動を行なっています。

セミナー・ワークショップ事業

各種デザイン相談を通して、問題点を分析、問題解決に向けたセミナーを開催します。また参加者自らのスタディーとスキルアップ、また参加者の相互交流を目的としたワークショップも行っています。

活動実績
・横浜市教育委員会主催夏季デザインセミナーを実施
・「神奈川県発!廃棄素材のリサイクルでつくるファッションアイテム・ワークショップ」を開催(2011)
・デザイナーの視点で新たな和菓子の世界を創造。「創作和菓子」シリーズのワークショップを開催(2013~)
・「デザイナーの視点で神奈川のまちまちを再発見。「かながわデザイン紀行」を開催(2013~)

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●パンフレットはこちらから→_______________________________________.pdf (653.87 KB)

展示会事業

公益性の高いテーマで展示会・フォーラムを開催し、一般に公開しています。また、公益性の高い展示会への出展や支援も行っています。

<活動実績>

・一般向け展示会「デザイン・サミット1」を共催(2005/2007)
・川崎市主催「川崎国際環境技術展(エコテック)」に出展(2009)
・箱根小田原収蔵品の一般向け展示会「工芸遊楽展~時代を見てきた工芸品・これからのクラフト~」開催(2012)
・(財)小田原市公益事業協会主催「TAKUMI+WAZA展」展示会支援(2012)

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●パンフレットはこちらから→_______________.pdf (488.52 KB)

教育支援事業

美術とデザインで次世代の人づくり
03年から横浜市立中学校教育研究会美術部会(略称:市中美)との連携で「ア-ト&デザイン共創プロジェクト」を立ち上げ、中学校の美術教育にデザインの持つ社会性、創造性などの面を導入することで、美術とデザインの両面から、次世代の市民としての人づくりに取り組んでいます。

 

 

●活動概要
次世代の人づくりのための教育課題の研究と実践による提案・発信
美術教育へのデザインの社会的、創造的役割と啓蒙と交流
中学生へのデザイン授業及び授業支援、職業体験支援
横浜美術館との連携による市民を対象としたワークショップ
●活動実績
<講演会>
「関わりの美術としてのデザイン」(2003 年)
<研修会>
「バリアフリー体験」(2003 年)、「環境とデザイン」(2004 年)、「エコデザイン」(2009 年)、「公共環境のデザイン」(2010 年)
<研究会>
「デザインプレゼンテーション」(2004 年)
<公開授業>
「並木のバリアフリーを考える」(2004 年 並木中)
「ユニバーサルデザインを知る」(2004 年 栗田谷中、2005 年 日吉台中)
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「ユニバーサルデザインを学ぶ」(2009 年 川崎市立中原中)
<イベント>
「デザインサミット1・2」(2005・2007年 シンポジウム/ 講演/ 活動展示)
「みなとみらいをフィールツアー」(横浜美術館と連携 2007 年)
<授業支援>
PSY 授業支援(2005 年~2008 年 日吉台中)
横浜市立桂台中学、小山台中学校の美術部に向けたデザイン支援(2012)
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<職業体験>
日吉台中(2006・2007・2009 年)、川崎市立中原中(2008 年)、日吉台中学校職業体験学習(2011/ キッズデザイン賞「消費者担当大臣賞」受賞)(富士通デザイン株式会社)
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<出版物>
デザイン授業支援広報パンフレット(2010 年)
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●パンフレットはこちらから→__________________.pdf (465.99 KB)

横浜市教育委員会主催夏期研修会

KDF教育支援委員会報告
2010年8月13日
「横浜市教育委員会主催夏期研修会」
佐藤改訂作成

日時:
2010年8月3日(火)09~16時
場所:
横浜市教育文化センター4F (美術研修室/みなとみらい駅/JR関内駅)
講師:
松平健、佐藤俊夫計2名。
スタッフ:
小川明美、佐々木勝、今井郁子(当日写真記録/アンケート・教材準備等)林 正敏(HP掲載等)計4名。
受講者数:
横浜市立中学校美術科教諭 計23名。
研修目的:
「公共環境が人間社会の多様さと共生する」視点からの配慮と美を、事例に基づく講義と、実際の駅環境を体験することで、施設・設備のデザインの現状と過去とを比較する。
使用教材:
「公共環境のデザインを学ぶ」映画「ガタカ」(部分)(以上松平)「多様な人々の不便さと対策早見表」(佐藤)
研修内容:
講師の自己紹介後、研修の趣旨を説明、ユーザの多様性と実地見学でチェック

(午前)
改善すべき点を、あらかじめ講義で学んだ(教文センター)。
講義後みなとみらい駅に移動し、講師の説明と共に新しく配慮された駅環境・設備を体験、改善点を観察した。
移動の通過点として日本大通りの改善された駅環境も体験した。

(午後)
昼食後JR関内駅に移動、施設経過年数が長く、通勤者主体の駅環境を体験、部分的な改善を観察。
双方の駅を体験することで、ユーザに対する新旧の考え方と施設・設備のあり方の変遷を学んだ。
教文センターに帰着後、見学内容について4グループで感想や意見、今後の課題等を話合い、結果をグループごとにパネルで発表した。
最後に松平講師が今後の駅環境に必要な課題を指摘し、公共環境と「美」について映画「ガタカ」の一部を上映説明、目指す将来像とデザインの目標についてまとめ、アンケートに回答後研修を終了した。

受講者の感想:
◉社会的弱者の問題と自分の問題をとらえることが重なるような授業をしたい。
◉公共デザインで生徒自身がみつける授業は校外では厳しいので映像や資料があればよい。
◉いつも使う駅で多様な立場の人に配慮することの大切さに気づき、授業に生かしたい。
◉身近な生活や環境を使用者のニーズに対応する視点でとらえる授業にしたいと思う。
◉意識せず見慣れた駅が、今日の体験で見方が大きく変わった。今後自らの発見が課題。

以上

研修状況:
 

09年度 横浜市立日吉台中学校 職業体験授業

◆日時:
2009.06.01(月)
13:30~15:00 (事前打合せ)
2009.06.10(水)~11(木)
09:00~ 16:00 (職業体験授業)

◆場所: 富士通デザイン㈱ オフィス/富士通㈱ 諸施設

◆対象: 横浜市立日吉台中学校 2年男子4名

◆担当: 富士通デザイン㈱ 加藤公敬/澤口 亮/小川 明美
富士通㈱ 総務部統括部長/環境管理部/テクノロジーホール館長

◆テーマ: 「携帯電話のデザイン」

◆実習内容:
1日目 「新しいデザインの発見」
1自分が欲しいと思う携帯電話のデザイン(6/1の宿題)
2気づき(ディスカッション)
3気づきを入れたデザイン
4中間プレゼ(メンバーとのディスカッション)

2日目「お客様に向けたデザイン開発」
1各々のデザインの特徴発見・整理
2ターゲットユーザについて(ニーズの抽出)
3ユーザを考えたデザイン
4最終プレゼ(レンダリングを中心としたプレゼンテーション)

◆用意した物:PM PAD WHITE A3 / COPIC /携帯電話製品およびサンプル

★授業実施後の生徒の感想
・デザインの仕事は楽しい。
・勉強より楽しかった。
・アイディアを出すことは本当に頭を使うことだと思った。
・もっと授業を受けたかった。
・自由な雰囲気(制服・スーツ姿ではない)の職場で驚いた。
・偉い人(幹部社員)と直接話ができて驚いた。でも嬉しかった。
・皆親切だった。
・大人になったら富士通に入りたい。

★授業の総括
・デザインの現場は機密保持のため全てを公開することはできず, 実際のオフィスではなく応接にて疑似体験。
よりリアルな職場体験とはいかなかった。
特にデザインの現場を知ると言うことについても, 実際の作業とはイコールではない。
・今後 説明用デザイン専用のビデオ等が必要と思われる。

事前打合せ
テクノロジーホール見学
生ゴミ飼料化処理施設見学

◆実習目的: 企業の現場/職場を体験し「ものづくりとは何か」「デザインとは何か」について実習を通して学ぶ。
[生徒] 美術・デザインに興味をもってもらう。
[先生] 現場情報の美術授業への活用およびプログラムとしての評価。
[先生] デザイン作業を通し, 全ての事に対しても「自分の事だけではなく対応他者の事も考えることが大切」
[ KDF ]費用・受講体制・カリキュラム等, 定常化していく検討が必要。
であると言うことを再認識。授業を通してデザインをよりよく伝えていきたい。
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テクノロジーホール見学
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生ゴミ飼料化処理施設見学
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事前打合せ
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アイディア出し

教育支援委員会からのお知らせ

教育支援委員会が、横浜市立日吉台中学校の美術科授業を「次世代の市民育成」の立場から支援する中で、横浜教育委員会が05年度に発足させた、提案公募型モデル校制度の「パイオニアスクールよこはま」が終了します。

過去3年間指定校として実施してきた同校への授業支援の取組みを、1冊にまとめた「PSI研究のまとめ」が、日吉台中学校で刊行されました。

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横浜市立中学校145校に配布され、KDFにも多数部寄贈されていますので、興味をお持ちの方はKDF事務局までお申し込みください。(送料必要)

以上

09年度 川崎市立中学校 美術科研究会 公開授業

2009 年度 川崎市立中学校 美術科研究会 公開授業-

◆日時: 2009.06.10 ( 水) 13:00 ~ 16:30

◆主催: 川崎市教育委員会 川崎市立中学校教育研究会美術科部会

◆趣旨:
・教師自身の「美術教育の糧」になるように
・研究授業の成果が生徒に還元されように
・研究会員相互の研修が一層深まるように

◆場所: 川崎市立井田中学校

◆内容:6 月会「明日への美術教室」
テーマ「創造の礎を培う美術教育
~ひっぱり出し・つなげて・つくっていく~」

◆授業者: 川崎市立中原中学校 柳原先生

◆題材名: 『めざせデザイナー』 - 商品のユニバーサルデザイン-

◆協力: 富士通デザイン㈱ 加藤公敬/ 澤口 亮/ 小川 明美

◆進行プログラム
ビデオ上映 → コンセプトシート記入 ・アイディアスケッチを描く→ 作品製作( 平面か紙粘土で立体)→ 作品鑑賞

1ビデオ上映( 約10 分) デザイン現場の説明( 柳原先生のナレーション入りの動画)
・現場の風景( 建物外観~デザインオフィス)
・プロセス: 企画( 案出し), 具現化( 調査・デッサン), 製品化( 技術検討), プロモーション(CM)

2現役デザイナーからのメッセージ(約3分)
(コメントの要旨)
・自己紹介「ビデオに写った会社を経営しているデザイナー本人です。」
・デザインの本質「デザインはアートとは異なり, 大量の製品を生み出して, 社会に提供すること。」
・デザインのポイント( ユニバーサルデザインの意味付け)
「使う人や使う場所などシーンをはっきりさせることが大切。企業では『お客様起点』と言って
製品のお客様の満足度が重要な評価になっている。」
「美しくて使いやすいことが重要。」
「人と地球に優しいデザインが重要。気にして欲しいキーワードは『ユニバーサルデザイン』と
・メッセージ「デザインは『愛』です。自分のことではなく対応他者の事を考えてデザインすることが大切です。」
『エコデザイン』」

★研究協議会の感想
・ビデオ・加藤さんの話が授業の中に活かされていてよかった。
・生徒達がとても良く取り組んでいてよかった。雰囲気がよかった。
・コンセプトシートを書くことによって自分で確認できてよい。

★生徒の感想
・商品をデザインすることは, 面白かったです。でも人のことを考えて作るのは意外と難しかったです。
・人のために考えるのは, とても良いことだと思います。
など 人のためにデザインすることが面白かったなどの感想が多かったです。

★先生方の感想
・『ユニバーサルデザイン』は授業で取り上げるのは難しいと思ったが, 導入のビデオが効果的で判り
やすくてよかった。
・鑑賞会をもっと広げると, 授業の内容がさらに深まっていくと思う。
・富士通は丁寧な対応で, 生徒にとってもためになるし, ビデオは人を引きつける教材になった。

★富士通の協力に対して
・どの様にして協力してもらえたのか? と言う声が多かった。KDF の紹介をしました。

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現役デザイナーからのメッセージ

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受講中の生徒聴講の先生

<09年の活動報告>横浜市教育委員会主催夏季研修会

「横浜市教育委員会主催夏期研修会」
09年8月1日 佐藤作成

日時:09年7月31日 09:00~16:00

場所:横浜市教育文化センター

受講者:横浜市立中学校教諭15名

担当講師:KDF理事長 柏原政彦

テ-マ:「エコデザインって何だろう?」

研修目的:
◉環境にやさしいエコデザインの理解。
◉製品のデザインを通じて環境にやさしいデザインを理解する。
◉生活の中の身近なデザインから環境問題に関心を持つ動機づけをする。

研修内容:横浜市教育委員会長沢指導主事のあいさつで開始。

午前中:(講義)◉自己紹介後、映像と実物サンプルを使用して講義。
◉製品(プロダクト)デザインの事例として家電のデザインプロセスを紹介。
◉地球温暖化問題を中心に地球環境の現状を紹介。
◉エコデザインの定義(国連環境計画)について説明。
◉エコデザインの7条件を実際の事例から紹介。
◉家電メ-カ-が考えたエコ家電製品例の紹介。
◉エコマテリアル(環境にやさしい素材)サンプル、製品の紹介。

午 後:(ワークショップ)◉“チャレンジ!エコデザイン”

テーマ:「忙しい人たちのための楽しくてお気軽なエコグッズデザイン開発」
◉午前中学んだことを参考に、1グループ5人で話合いながら進めた。
◉アイデアの発想から展開、コンセプトスケッチ/イメージモデルを作成した。

◉エコの7条件の星型チャートに、自己評価をプロットし点を線でつなぎ完成。

◉グループごとにデザインの成果と自己評価をプレゼンテーションした。
◉それぞれの発表について質疑応答を行い担当者が説明した。
◉講師から講評、短い時間のチャレンジで、よくここまでできたと評価した。
(終了後アンケート回収)

★最後に長沢指導主事から今日の体験をそれぞれの学校で授業に生かしてほしい、またコンセプト表現と共に色、形など造形的配慮もと要望、研修会を終了した。

受講者の感想:(アンケートから一部を抄約)
◉自分で調べ考え取りいれる時間が短く正直キツイ。研修で理解が深まった。
◉デザインを社会との関わりで考え学ばせる研修はとても参考になりよかった。

◉実際にデザイン・商品化した人のプレゼンや考え方を見聞できてよかった。
◉デザイナーとしての喜びと環境問題に目覚めた時の話はインパクトがあった。

研修状況:

 

<09年の活動報告>川崎市立中原中学校でのPSY※ユニバーサルデザイン授業

KDF教育支援事業委員会報告 09年4月16日「川崎市立中原中学校でのユニバ-サルデザイン授業」
日時:09年1月13日~3月24日(左記の内6日間)1~5校時(学校の指定時間)場所:川崎市立中原中学校 美術科教室
対象:同校2年生 3クラス テキスト:「共用品って何だろう?」
授業時間:1回45~50分(合計:13校時) (財)共用品推進機構提供
担当:同校美術科教諭=柳原麻子先生/KDF会員講師=工業デザイナ-佐藤俊夫      テ-マ:「商品のユニバ-サルデザイン」(目指せデザイナ-)
授業目的:ユニバ-サルデザイン・共用品を体験、多様な人々への配慮点を発見し学ぶ。 さらにコンセプトに基づくアイデアの発想と展開からイメ-ジモデルの制作、 相互鑑賞とプレゼン、作品の評価までの体験を通じて、社会とデザインの関わ りや、生活者としてモノを選ぶ目を育て、モノづくりデザインへの関心と興味 を持つ動機づけをする。
授業計画と実施状況:(注)★印=授業支援実施日
ステップ  授業内容        日程    対象クラス  授業形態    
1. ★「共用品の体験・発見」 1月13日  2年1~3組 グル-プによる
(実物の共用品とテキストを使用)  ワ-クショップ
2. ★「考えを形に、発想・展開」1月20日  2年1~3組 授業支援(個別)
※公開授業。授業終了後に研究協議(川崎市教育委/研究部会長/他校教諭) 3. ★「アイデアからイメ-ジへ
モデル制作」  2月6日 2年1・3組 授業支援(個別)
3. ★「同上」 3月2日 2年2組 授業支援(個別)
3. ★「同上」 3月3日 2年3組 授業支援(個別)
4. ★「互いに作品を鑑賞し合う」 3月24日 2年1~3組 グル-プで相互鑑賞
5. 「生徒のプレゼンと講師講評」◉学校行事の都合で中止。
授業支援の内容:
1.共用品の実物体験、利用者への配慮点を話合い発見、説明するワ-クショップ実施。 2.製品デザイン配慮事項を「コンセプトシ-ト」として提示、教諭が改訂配布利用。
3.デザイン説明のための「プレゼンテ-ションシ-ト」を提示。時間切れで不使用。
4.「人とモノの関係を考える」(2次元の人体縮尺モデルと説明資料)を提供。
5.ステップ5が行事の都合で中止のため、ステップ4で互いの作品を鑑賞・評価する 目安として「作品を鑑賞するポイント」(星型ダイアグラムによる評価チャ-ト) を提供。教諭が単純化改訂して配布、生徒が記入、相互に説明して評価、利用。
6.プレゼン用説明付き彩色アイデアスケッチ(用途別サンプル例)2種を資料提供。
7.最終授業で「君たちへのメッセ-ジ」(できたこと、これから身につける力など)
を配布、KDF講師が説明した。
生徒の感想:
◉多様な人が使いやすいものを作ることは、とても大変な事だったんだなと実感した。
◉親に何が使いやすいか聞き、自分の思いとあわせ、アイデアを考えることができた。
◉他人の作品を見て色々な発見があった。また他の商品もデザインしてみたいと思った。
◉今日見たアイデアを組合わせれば、よりよいものができるかなと思った。
授業状況:
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<08年の活動報告>横浜市立日吉台中学校PSY※エコデザイン授業

教育支援事業委員会報告
08年12月17日「横浜市立日吉台中学校PSY※エコデザイン授業」
※横浜市教育委員会が05年度から発足させた提案公募型改革モデル校制度の「パイオニアスク-ルよこはま」の略称。06年度日吉台中学校が芸術文化教育指定校となり活動中。

日時:08年12月2日、3日、10日、11日、15日。
場所:横浜市立日吉台中学校 美術科教室(2階)
対象:同校3年生 7クラス 授業時間45分(1クラス)
担当:同校美術科教諭 宮下幾子先生/KDF会員 エコデザインプランナ- 柏原政彦
テ-マ:「一緒に考えませんか?Ecodesign」
授業目的:エコデザインとは、デザインの視点からエコをアプロ-チすること。エコデザ インに求められる8条件を星型グラフで評価する方法を説明し、エコ製品をグル-プ毎に配布、どこがエコか生徒自身に発見させ、グラフに記入させることで、体験による興味の触発と、デザインと社会との関わりを学ぶ。

授業内容:
1)自己紹介とエコデザイン8条件の説明
2)エコ素材/製品の紹介で現状を理解させる
3)エコ商品の評価・開発に8条件をグラフで検討する方法を学ぶ
4)エコ製品を体験してどこがエコなのかを発見しグル-プ毎に発表する
5)講師が生徒の発表を評価・講評する。
用意した教材:エコデザイン戦略シ-ト/講義内容のテキスト/エコ素材各種

製品サンプル:◉廃棄紙幣の時計◉破損バットの箸◉竹素材のトレ-◉電子ブック◉充電ラジオの5点

★授業実施後の生徒の反応:
◉エコデザイン戦略シ-トの記入で商品デザインのエコへの取り組み方を理解した。
◉エコ製品や素材の体験・発見で生徒が工業デザイナ-の仕事に興味をもった。
◉地球規模のエコについて考えることができるようになった。

★授業の総括:
◉授業内容は講師説明、生徒の体験・話合い・発表と大変スム-ズで理解しやすい。
◉説明の理解や問題点の評価を通じ的を得た発表が多く生徒の発達に期待がもてる。
◉今後はもっと余裕のある時間を使って、ゆっくりと考えさせる機会がほしい。

 

<08年の活動報告>横浜市立日吉台中学校PSY※ディスプレイデザイン授業

KDF教育支援事業委員会報告 08年10月17日「横浜市立日吉台中学校PSY※デイスプレイデザイン授業」※横浜市教育委員会が05年度から発足させた提案公募型改革モデル校制度の「パイオニアスク-ル」よこはま」の略称。06年度日吉台中学校が芸術文化教育指定校となり活動中。

日時:08年9月30日、10月1日、3日、1=5校時
場所:横浜市立日吉台中学校 美術科教室(2階)
対象:同校2年生 7クラス 授業時間50分(1クラス)
担当:同校美術科教諭 宮下幾子先生/KDF会員 デイスプレイデザイナ- 尾関文夫
テ-マ:「万国博とデイスプレイ(展示)デザイン」
授業目的:万博、日本博など博覧会の基礎知識と、愛・地球博のコ-カサス共同館などの実例を通じて、博覧会の企画から完成までのプロセスを理解し、デイスプレイデザインの役割と効果に興味を持ち、学校のイベントにも生かせる点を学ぶ。

授業内容:
1)万国博覧会を知る(歴史と意義)
2)日本の博覧会(歴史と実績)
3)愛・地球博2005 コ-カサス共同館計画(企画から完成まで)
4)展示デザインについて(展示デザインの基礎知識/分野と実例)
用意した教材:「万博とは」「日本の博覧会」「展示デザインのプロセス」

★授業実施後の生徒の反応:
◉展示デザインは全く知らなかったが、人の心を穏やかにすると思った。
◉すごい人が来てくれて大事なことを聞けてよかった。僕も勉強して役立ちたい。
◉商品デザインは知っていたが違う分野のことを知った。将来インテリアをやりたい。
◉デザイナ-の仕事を聞けてうれしかった。多くのことを自分で考えるのはすごい。

★授業の総括:
◉デザイナ-になった動機、デザインプロセスに興味を持った質問が多かった。
◉ワークシートに質問する欄を設けたことが生徒の興味を刺激した。
◉ワークシートに講師が個別に回答を記入したことは生徒にとって良い体験だと思う。

 

<07の年活動報告>「横浜市立日吉台中学校でのPSY※デイスプレイデザイン授業」

07年9月28~10月3日、同校の中学2年生6クラス、237名を対象に「デイスプレイ(展示)デザインを考える」のテ-マで授業を行った。

●授業目的は1)デイスプレイデザインの基礎知識、2)博覧会の展示デザインのプロセス事例、3)多摩の里山の展示デザインのプロセス事例の紹介を通じて、デイスプレイデザインの対象分野、考え方や、デザインの進め方などを学び、文化祭他イベントの計画、準備、プレゼンテ-ションの力をつけさせること。

●授業内容は、デイスプレイデザインとは/「愛・地球博」コ-カサス館の計画と進行プロセス/「多摩の里山」展示計画と進め方/実施の事例/質疑応答/今日の授業について(総括)など。

●使用した教材は、デイスプレイデザインのパワ-ポイント(映像)/資料「展示計画の流れ」(プロセスのフロ-チャ-ト)など。

●授業の担当は美術科教諭の宮下先生/KDF会員のデザイナ-尾関文夫

●授業実施後の生徒の反応は次のようなものだった。

◕コ-カサス館の展示を実際の図面やスケッチで見て仕事の内容、手順がよくわかった。

◕里山の展示は観客を楽しませる工夫が一杯。文化祭の企画に生かしたい。

◕展示デザインは見る人を楽しませ、自然・環境を考えた企画が一番大切とわかった。

◕デザイナ-が細部までこだわってデザインしているのがすごい。私もやりたい。(以上)

★授業状況

ディスプレーデザイン授業

 ※PSY=横浜市教育委員会が05年度から発足させた、提案公募型改革

モデル校制度「パイオニアスク-ルよこはま」の略称。06年
度に日吉台中学校が芸術文化教育指定校となり活動中。

<07年の活動報告>横浜市立日吉台中学校PSY※環境デザイン授業

07年11月29日~12月4日、同校の中学3年生6クラス、228名
を対象に、「環境とデザイン」のテ-マで、自然環境の理解と自然素材の
体験授業を行った。
●授業目的は、人の生活に重要な関わりを持つ自然環境について考え、自
然素材の特性を生かした造形に取り組み、素材の持つ魅力や可能性、引張
りや圧縮によって生まれる形の美しさ、ダイナミックな造形を楽しむ。
またグル-プで取り組むことで多様なイメ-ジの発想、造形活動の連携、
作業の分担進行、異なる意見の調整などグル-プワ-クを体験する。
●授業内容は、6班に分かれて竹ヒゴ・凧糸・紙などの素材特性を生かし
て班毎にアイデアを出し合い橋や塔など自由な立体造形に取り組む。進行
役、タイムキ-パ-などを決め、作業を分担して造形ワ-クを進める。
●学習内容は、プロセスとして、素材特性の理解珵イメ-ジ珵アイデア珵
素材の組み立て珵効果を確かめる珵問題の発見珵問題の解決珵完成など、
一連の行動を試行錯誤しながら話し合い、試み、次第に変化する造形を限
られた時間の中で楽しむことを体験した。造形の完成度よりもアイデアの
発想を含めたプロセス体験が次の造形ワ-クの発展につながることを重視
したい。
●ねらいは、素材の特性を理解すること、特性を生かした造形を試みるこ
と、糸の結び方など青在の連結技術を学ぶこと、素材と他の素材の組合せ
で生まれる曲線や量感。強さ、動き、方向性、安定性、バランス、変化な
ど、造形を構成する要件と自由なイメ-ジ効果を体験すること。
●使用した教材は「サブノ-ト」(環境とデザイン/自然生態系/自然素
材の説明資料)材料:竹ヒゴ/凧糸/紙/接着剤、その加工用具。
●授業の担当は美術科教諭の宮下先生/KDF会員の建築家大坪浩一氏。
●生徒の反応は、最初取り組み方に迷いイメ-ジがまとまらなかったが、
実際に素材を扱うことで素材の変化に興味が生まれ、創作意欲が刺激され
て最後は造形が加速度的にまとまった。グル-プでの取り組みも新鮮で、
もっと時間がほしかったとの声も。
●授業の評価は、スケッチを元に制作に入る班と、素材に触れながら形を
探り、出来た形をスケッチしていく班があった。チ-ムワ-クが良い班の
作品は個性的であり完成度も高かった。作品イメ-ジの自由な発想が更に
拡がれば、より多様な造形の展開が期待出来る。

★授業状況

※PSY=横浜市教育委員会が05年から発足させた、提案公募型改革
モデル校制度「パイオニアスク-ルよこはま」の略称。06
年度に日吉台中学校が芸術文化教育指定校となり活動中。

 

<10年度の活動報告>横浜市立日吉台中学校職業体験授業

 

 
2010年12月10日
教育支援事業委員会報告
-2010年度横浜市立日吉台中学校 職業体験授業-
◆日時: 2010.11.18(木) 14:00~15:30(事前打合せ)  
2010.12.02(木)~03(金)  08:45~ 16:00 (職業体験授業)
◆場所:富士通デザイン㈱ オフィス/富士通㈱ 諸施設
◆対象:横浜市立日吉台中学校 2年男子4名
◆担当:富士通デザイン㈱ 岩﨑昭浩/吉橋健太郎/小川 明美
富士通㈱ 総務部統括部長/環境管理部/テクノロジーホール館長
◆テーマ:「携帯電話機のデザイン」
◆実習目的:企業の現場/職場を体験し「ものづくりとは何か」「デザインとは何か」について実習を通して学ぶ。
[生徒] 美術・デザインに興味をもってもらう。
[先生] 現場情報の美術授業への活用およびプログラムとしての評価。
◆実習内容:
●1日目 「新しいデザインの発見」
①デザイナーの仕事紹介(「携帯電話物語」として物語風の資料 紹介)
②宿題の発表(「自分が欲しい携帯電話デザイン」)
発表しながら質疑応答。課題ポイント等を探る。
③宿題発表で判った気づきや課題ポイントをディスカッション。宿題では自分がターゲットだったが、今度は自分以外の幅広いターゲットを想定しアイディアを再構築。(誰が使うのか?ニーズ等)
●2日目「お客様に向けたデザイン開発」
①③の続き
絵をどんどん描いていきながら、デザインスタイルとなるロゴも含めて詰める。
②最終発表に向けてのまとめ
幾つか描いた絵の中から一つを選び、言葉で説明できるように更にデザインを詰める。そしてA3サイズパネルを作成。
③最終発表(プレゼンセーション)
当社幹部社員と若手携帯電話デザイン担当者の前で行う。 
◆用意した物:Tools SECTION CROQUICA4/PM PAD WHITE・A3 / COPIC /携帯電話製品およびサンプル 

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★授業実施後の生徒の感想
・デザインの仕事は楽しい。
・アイデアを出すことで工夫がされ進歩することが判った。
・よい案を考えついた時は嬉しかった。
・発表は大勢人がいたのでドキドキした。何時もこう言う事をしているのかと思うと凄いと思った。
・偉い人(幹部社員)と直接話ができて驚いた。でも嬉しかった。
・この会社で体験授業ができてよかったです。
・社員食堂で食事ができてよかった。

★授業の総括
[先生] デザイン作業を通し,全ての事に対しても「自分の事だけではなく対応他者の事も考えることが大切」
[ KDF ] 月日・費用・受講体制・カリキュラム等,定常化していく検討が必要。
・デザインの現場は機密保持のため全てを公開することはできず,実際のオフィスではなく応接にて疑似体験。
よりリアルな職場体験とはいかなかった。
特にデザインの現場を知ると言うことについても,実際の作業とはイコールではない。
・今回は説明資料「携帯電話物語」をPPTで用意でき、判りやすく前置き説明ができた。 f-2.jpg
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<07の年活動報告>横浜市立日吉台中学校でのPSY※UD・共用品授業

07年7月2日~4日、同校の中学1年生7クラス、250名を対象に、「ユニバ-サルデザイン・共用品を体験して考えて見よう」のテ-マで、体験授業を行った。

(UD=ユニバ-サルデザインの略。共用品=障害のある人もない人も共に使いやすい商品のこと)

●授業目的は、ユニバ-サルデザイン商品・共用品を手にとって、商品に込められた「使う人への配慮」を見つけ、その用途と、誰のためにどのような点を考えてデザインされているか、グル-プでの話合いと発表を通じて、UD・共用品を理解し、商品を選ぶ市民としての「目」を育て、社会に役立つデザインの考え方を学ぶこと。

●授業内容は、デザイナ-の仕事/始めた動機/UD・共用品について/テキスト「共用品って何だろう?」の説明/共用品を手に班ごとに話合う/結果をを班代表が皆に発表/デザイナ-が講評/授業の総括など。

●使用した教材は◕テキスト「共用品ってなんだろう?」[(財)共用品推進機構提供]/共用品:◕シャンプ-・リンス◕照明点滅スイッチ2種◕牛乳・ポタ-ジュ用の紙パック◕野菜の皮剥き・瓶オ-プナ-◕サランラップ・アルミホイル用の紙パック◕筆談器・アラ-ム時計など12点の共用品。

●授業の担当は美術科教諭の森田先生/KDF会員のデザイナ-佐藤俊夫

●授業実施後の生徒の反応は次のようなものだった。

◕多様な人に配慮したデザイン商品がこんなに多くあるのは知らなかった。

◕少しの配慮で、障害のある人もない人も使える商品になるのがすごい。

◕UD・共用品の発想がすごい。自分でも共用品を見つけてみたい。

※PSY=横浜市教育委員会が05年度から発足させた、提案公募型改革モデル校制度「パイオニアスク-ルよこはま」の略称。06年度に日吉台中学校が芸術文化教育指定校となり活動中。

バリアフリー体験学習/みなとみらい地区

みなとみらい地区にて、バリアフリー体験学習をおこないました。

市中美支援授業/栗田谷中

授業風景

栗田谷中学校にて、市中美支援授業をおこないました。