2023年8月1日(火)に横浜市技能文化会館にて「浴衣でお茶パ!~茶の湯体験ワークショップ~」を開催しました。
公益社団法人かながわデザイン機構のエコデザイン事業では、タンスの着物再生プロジェクトに取り組んでいます。箪笥の抽斗にしまい込まれている着物に注目し、社会や生活に豊かさをもたらす存在に再生させるためのプロジェクト。今回は、「まだ着られる着物はそのままのカタチで着ようよ」という着物を着る機会創出のために、季節に合わせた浴衣をテーマにしてみました。浴衣といえば花火ですが、もっと他の機会にもと考え、茶の湯体験をしていただくというものです。
通常のお茶会では、夏は絽や紗の着物がお決まりごとと言われています。そこをあえて、浴衣で茶の湯体験をしていただくというコンセプトに。茶道に敬意を表しつつ、催しのタイトルは「お茶会」ではなく、「お茶パ!」と銘打ってみました。
このような企画に賛同して講師になっていただいたのは小山匡子さん。茶道裏千家準教授、株式会社スモールウィン代表でビジネスシーンで役立つ茶道思考セミナーの講師です。
当日は14時スタートの予定でしたが、おりしも横浜は13時頃からまさかの雷と大雨! 想定外の空模様に、皆さまご参加いただけるかしらと心配しましたが、文字通り足元が大変悪い中、挫けずに来てくださいました。感謝の気持ちでいっぱいでした。
定刻を数分遅れてスタート。
まずは茶の湯のお話。
利休の登場や利休哲学の紹介、茶道とは喫茶×禅×型であること、茶道の先にあるものなど、小山さんが茶道思考セミナーでお話されるエッセンスも交えてお話いただきました。
次にお抹茶・お菓子のいただき方体験。
一連のお点前を拝見してからお客様になっていただきました。
当日のお抹茶は「幾世の音」、お菓子は上生菓子が桔梗の練り切り、干し菓子が豆落雁と琥珀糖でした。掛け軸や生け花の紹介を聞いて、質問をしながらいただきました。
最後にお抹茶を自分で点てる体験。
通常のワークショップでは自分で 点てるところまではないそうです。今回は、2人に1セットを用意し、交代で点てて飲んでいただきました。皆さまの楽しそうな様子を見て、一番「お茶パ!」な時間であったなあ~、と思いました。
終了後に、お友達とご参加いただいた方から「浴衣で出かけるきっかけを作ってくださり、ありがとうございました。」とLINEが届き、とても嬉しく感じました。
ご参加いただいた皆さま、そして無理な企画にもかかわらずご快諾いただいた講師の小山さん、チャーミングな浴衣姿でアシスタントを務めてくださった戸枝さん、本当にありがとうございました。心より御礼申しあげます。
次回のタンスの着物再生プロジェクトにもどうぞご期待くださいませ~。
公益社団法人かながわデザイン機構のエコデザイン事業では、タンスの着物再生プロジェクトに取り組んでいます。箪笥の抽斗にしまい込まれている着物に注目し、社会や生活に豊かさをもたらす存在に再生させるためのプロジェクト。今回は、「まだ着られる着物はそのままのカタチで着ようよ」という着物を着る機会創出のために、季節に合わせた浴衣をテーマにしてみました。浴衣といえば花火ですが、もっと他の機会にもと考え、茶の湯体験をしていただくというものです。
通常のお茶会では、夏は絽や紗の着物がお決まりごとと言われています。そこをあえて、浴衣で茶の湯体験をしていただくというコンセプトに。茶道に敬意を表しつつ、催しのタイトルは「お茶会」ではなく、「お茶パ!」と銘打ってみました。
このような企画に賛同して講師になっていただいたのは小山匡子さん。茶道裏千家準教授、株式会社スモールウィン代表でビジネスシーンで役立つ茶道思考セミナーの講師です。
当日は14時スタートの予定でしたが、おりしも横浜は13時頃からまさかの雷と大雨! 想定外の空模様に、皆さまご参加いただけるかしらと心配しましたが、文字通り足元が大変悪い中、挫けずに来てくださいました。感謝の気持ちでいっぱいでした。
定刻を数分遅れてスタート。
まずは茶の湯のお話。
利休の登場や利休哲学の紹介、茶道とは喫茶×禅×型であること、茶道の先にあるものなど、小山さんが茶道思考セミナーでお話されるエッセンスも交えてお話いただきました。
次にお抹茶・お菓子のいただき方体験。
一連のお点前を拝見してからお客様になっていただきました。
当日のお抹茶は「幾世の音」、お菓子は上生菓子が桔梗の練り切り、干し菓子が豆落雁と琥珀糖でした。掛け軸や生け花の紹介を聞いて、質問をしながらいただきました。
最後にお抹茶を自分で点てる体験。
通常のワークショップでは自分で 点てるところまではないそうです。今回は、2人に1セットを用意し、交代で点てて飲んでいただきました。皆さまの楽しそうな様子を見て、一番「お茶パ!」な時間であったなあ~、と思いました。
終了後に、お友達とご参加いただいた方から「浴衣で出かけるきっかけを作ってくださり、ありがとうございました。」とLINEが届き、とても嬉しく感じました。
ご参加いただいた皆さま、そして無理な企画にもかかわらずご快諾いただいた講師の小山さん、チャーミングな浴衣姿でアシスタントを務めてくださった戸枝さん、本当にありがとうございました。心より御礼申しあげます。
次回のタンスの着物再生プロジェクトにもどうぞご期待くださいませ~。