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2024年4月28日(日)に横浜市技能文化会館にてKDFタンスの着物再生プロジェクト「男の着物体験ワークショップ〜着物でぶらり散歩〜」を開催しました。

内容は着物を着付けて散歩体験をした後に、お抹茶とお菓子をいただくお茶パーティー、プロフィール写真撮影です。ターゲットは妻や彼女と浴衣や着物で一緒に出かけたい、いつか着てみたいがきっかけがない、着物の所作がよくわからない、などなど着物初心者です。お手持ちの着物が無い方にはレンタル着物を手配しました。

今回の企画は着物を着付けて終わりではなく散歩して着心地を体感する、というアイデアから始まり、提案者の息子を散歩案内人にしました。そして、前職でご縁のあっご夫妻に助っ人をお願いすることに。ご主人は三味線や武道(杖道)がご趣味、奥様はお茶の先生というお2人です。奥様にはお茶パーティー用のお抹茶とお菓子の準備から当日のお茶の準備、提供、片付けまでお世話になりっぱなしでした。

当日の横浜の最高気温予報は27度。気温的には浴衣でもいいくらいでしたが、手持ちの方もレンタルの方もあえての長着と羽織にしました。浴衣は比較的ハードルが低いので今後着る機会があるかもしれませんが長着と羽織はきっかけが無いと難しいし、その着心地の体感を味わっていただきたかったからです。さすがに散歩は羽織無しでお出かけいただきましたが。

参加者は、神奈川県の外国人向け広報メールマガジンを見て申し込んでくださった外国人カップル、押入れの天袋の奥から一度も袖を通していない着物を発見して着てみようということになったご夫妻、などなど。ご参加いただいた皆さまがお楽しみいただけましたら本当に嬉しいです。

片付け後に助っ人奥様にお茶を点てていただきました。それはもう極上の美味しい一服でした。お抹茶は一保堂さんの「幾世の昔」。今回のイベントにご参加、ご協力いただいた全て方とのご縁に感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございました。一服のお茶はその味だったのかな?

今後もKDFタンスの着物再生プロジェクトとして、着物を着る機会創出イベントを企画します。是非ご期待ください〜!