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2023年12月6日(水)に横浜市技能文化会館にて、創作和菓子ワークショップ 「美味しい美しい!クリスマスのあんフラワー」を開催しました。

身近な素材を使い、デザインについて「和菓子を創る、食べる、撮る」を体験できるワークショップ。

季節を表現する「もの」や「こと」を和菓子として表現することを通して、デザインする楽しさを教えて頂いたのは、クラフト作家でもある会員の菅原美佐子さんによるシリーズ企画です。

今回は「美味しい楽しい!クリスマスのあんフラワー」。
バラの花やポインセチア、クリスマスツリーなどを、人気のあんフラワーでミニカップケーキに絞り飾ります。

まずはボウルや大きめのどんぶりに白あんを入れ、お料理用のへらでしっかりと練っていきます。
牛乳を少しずつ入れ、空気を含ませながら練るとだんだんとあんが柔らかく、色も白くなっていきます。

講師の菅原さんのおすすめは、富沢商店さんのあんとのこと。
おすすめの材料を教えて頂けるのも嬉しいですよね!

なめらかになったあんを三等分と予備にわけて、それぞれ色付けをしていきます。
天然由来の着色料を使い、赤色、緑色、そしてあんそのものの素材の色を活かした白色と計3色。

赤色や緑色の着色パウダーを楊枝を使いながら、少しずつあんと混ぜて好みの濃さに調整します。

それぞれのあんを絞り袋に入れて、ここからが本番・・・の前に先ず一つ目は練習からスタート!

ミニカップケーキの上で、菅原さんの手元で描かれる花びらを見ていると、簡単そうに見えるのですが、いざやってみると難しい。
練習用の一つ目のあんフラワーは、少~し不格好ですが、それも愛らしく可愛く見えます。

さて、ようやく本番です。
ピンクや白色のバラの花びらやクリスマスにぴったりのポインセチア。
そして緑のあんで葉っぱの作成。
最後に砕いたピスタチオやアラザンで飾り付けをしたら完成です。

皆さんも、私も、二つ目、三つ目のあんフラワーを作るたびに、コツを掴んで上手に花びらや葉っぱを作ることができるようになりました。

あんフラワー完成後に「さぁ試食しましょう!」と菅原さん。

参加者の方からは「こんなに可愛いの食べるの勿体ないね。」「いっぱい写真に撮ってみんなに楽しかったよって言うね。」「持って帰って家族に早く見せたい。」と満面の笑顔で感想を頂きました。

練習で作った少し不格好のあんフラワーも愛おしい。

ご参加いただいた皆さま、そして講師の菅原さん、本当に有難うございました。
次回の「夏に楽しめる和菓子」も楽しみにお待ちくださいね。